浄土宗宗立宗門校教育振興会
加盟校について
school明照学園
設置校
樹徳高等学校
本校は、群馬県南東部、山紫水明の古都・桐生市の中心部に位置します。大正3（1914）年の開校以来、110有余年の伝統を誇り、卒業生は累計38,000名を超える歴史ある学校です。
「和を以て貴しと為す」を信条とし、「共生き」の教えのもと、自他を尊重し、多様性を認め合い、生かされていることに感謝しながら、自ら進んで社会に貢献しようとする豊かな心を涵養しています。
また、自らの人生を自ら切り拓くことのできる、智慧ある「自主独立」の人材育成を目指しています。文武両道を体現した高い実績と落ち着いた学校生活、さらに進路指導には特に定評があります。
書家の相田みつをさんから贈られた「夢は大きく 根はふかく」の言葉のとおり、夢や希望を大きく広げていくためには相応の力が必要です。知識や技能にとどまらず、思考力・判断力・表現力、そして学びに向かう姿勢と人間性を身につけること――それは、根を張り巡らすように確かな学力となり、自己成長へとつながります。
個性豊かな生徒たちが、多岐にわたる分野で力を発揮し、自らの内にある未知の可能性に気づき、挑戦し、成果を導き出すことのできる学校です。
樹徳中学校
樹徳中学校は今年開校二十五周年を迎えました。「浄土宗の教え」と「心の教育」を学びの核に据え、挨拶や礼節、共生、思いやりを育てている学校です。
学校のある桐生市は、群馬県の東南部に位置し、栃木県の足利市と接し、西は赤城山まで達しています。市街地には渡良瀬川と桐生川が流れ、山々が屏風状に連なり、水と緑に恵まれた地に歴史と伝統が息づいている自然環境豊かな所です。
「国際理解教育」と「理数教育」を教育の柱として進めており、英語での発信、探求型の理科実験や数学の課題研究、ICTを活用した少人数授業を通して、国際的視野を広げ論理的思考力を高めています。中高一貫校の良さを生かし、学びを段階的に深めることができます。
また、特色ある学校行事も学びを支える要になっています。「花祭り」「緑蔭祭」では感謝と祈りを形にし、「茶道・華道教室」では日本の文化、伝統を体現し、「高原学校」では自然の中での挑戦と協働を通じて計画性や課題解決力、リーダーシップを伸ばします。「立志式」では志を公に言葉に表わし、日々の学びの意味を確かめます。さらに、「朝読書」を通して落ち着いた学習環境でのスタートを切り、帰りのホームルームでは自己の振り返りと設定目標の確認をするという日常を日々重ねることにより、自ら学ぶ姿勢と確かな基礎学力を養うことができています。
このような総合的な成長が実を結び、医学部や薬学部をはじめ医療系大学や難関大学への進学実績を重ね続けています。
これからも保護者との連携・協力を得ながら、安心して学べる環境づくりに努め、生徒一人ひとりが持っている輝く未来への可能性を十分にそして丁寧に伸ばしてまいります。