芝学園

芝中学校 芝高等学校

東京都港区に校舎を構える男子中高一貫校。その起源は、増上寺における僧侶の養成機関にさかのぼり、直接の前身である浄土宗学東京支校を経て、１９０６年に芝中学校として開校しました。以来、およそ１２０年にわたり、仏教精神に根ざした人間教育を実践しています。
校訓「遵法自治（じゅんぽうじち）」、そして仏教の教えである「共生（ともいき）」。この二本柱を学校理念とし、社会に主体的に貢献できる人物の育成を目指しています。本学は浄土宗の宗立校であり、学校生活の随所に法然上人の教えが息づいています。御忌参拝や宗祖日などの宗教行事は年に３回ほど実施され、生徒たちが大乗仏教の精神を深く学ぶ貴重な機会となっています。学習面では、「すべての教科が主要教科」という方針のもと、熱心な教師陣による分かりやすい授業と、きめ細やかな指導を徹底。先取り学習や体系的なカリキュラムにより、進学校としても優れた進学実績を誇っています。
浄土宗を基盤とした穏やかな校風の中、生徒たちは学友とともに、豊かな人生を切り拓く力を育んでいます。