浄土宗宗立宗門校教育振興会
加盟校について
school佛教教育学園
設置校
佛教大学
佛教大学は、仏教精神を建学の理念とし、仏教の智慧を現代に生かす教育・研究を通じて、社会に貢献できる人材の育成を目指しています。
私たちの使命は、知識や技術の習得にとどまらず、人間の尊厳と多様性を尊重しながら、ともに生きる社会を担う人を育てることにあります。そのために、教育・研究・社会貢献の3つを大学の基本的な役割としています。
教育では、幅広い学問と実践的な学びを通じて、自己理解を深め、他者と協働し、社会課題に向き合う力を育みます。研究では、仏教研究をはじめ人文・社会・教育・保健など幅広い分野で成果を発信し、社会に還元します。また、通信教育課程や公開講座を通じて生涯学習の機会を提供しつつ、地域との連携活動を展開し、社会に開かれた大学としての役割を果たしています。
とりわけ、佛教大学が最も重視するのは「教育による人材育成」です。仏教精神に根ざした人間教育を大切にし、学生一人ひとりが自らの可能性を伸ばし、今後の社会で活躍できるよう支援しています。
京都華頂大学
京都華頂大学は、法然上人の800年遠忌を記念して、2011年4月に開学しました。
社会や家庭の諸課題を生活者の視点とライフデザインの双方からアプローチする現代生活学部『こども生活学科』『生活情報学科』『食物栄養学科』を設け、地域で活躍する女性を育成しています。
現代生活学部『こども生活学科』では、子どもや子育てに関する問題を様々な視点から学修し、「保・幼・小」の3つの免許・資格の同時取得が可能です。
『生活情報学科』では、生活・地域・情報の活用方法などの身近な生活課題を研究対象とし、Web系の資格や家庭科教諭(中・高)などの資格取得をめざすことが可能です。
『食物栄養学科』では、食・栄養・健康に関する専門知識を習得し、幅広い現場で活躍できる栄養士・管理栄養士を育成します。
2025年4月には、日本文化学部日本文化学科を開設し、更なる充実・発展を遂げました。
本学は浄土宗総本山知恩院の山内に位置し、まさに日本文化の中心と言える京都のこの地で、体験的、実践的に日本文化を学び、人々の価値観や生活様式が多様化する現代社会において共有される多文化、多様性を尊重する豊かな人間性、提案力や実行力などのソフトスキルを備えた職業人を育成します。国語教諭(中・高)、博物館学芸員、図書館司書などの資格取得をめざすことも可能です。
※令和9年（2027）以降の学生募集は実施しておりません。
華頂短期大学
華頂短期大学は、明治44年（1911）年に創立された華頂女学院を起源とし、100年以上の歴史を持つ女子短期大学です。「幼児教育学科」は約70年間の圧倒的実績があり、保育士・幼稚教諭など地域で活躍する多くの女性を輩出しています。
本学では「幼稚園教諭二種免許状」と「保育士資格」の同時取得が可能となっており、キャンパス内にある附属幼稚園ではいつでも子どもたちの姿を目にすることができるため、実際の現場に近い環境で学ぶことができます。
また、ピアノの指導は学生のレベル別に行うため、初心者でも安心の環境です。
徹底した少人数制のレッスンにより、卒業時には保育現場で通用するレベルまで上達することができます。入学者の半数程度がピアノ初心者であることも多く、焦ることなく周りの学生と一緒にスキルアップすることが可能です。
そうした独自のカリキュラムが実を結び、就職率は毎年ほぼ100％！そのうち90％以上が保育者として社会へ出ます。約70年間の実績から、各保育所や幼稚園とのつながりは大規模な大学にも負けておらず、京都市内をはじめ、京都府全域、大阪府や滋賀県などからの求人があることも特長です。
2026年4月より従来の2年コースに加え、3年コースもスタート。ライフスタイルに合わせた学びで学業もプライベートも充実します。
※令和9年（2027）以降の学生募集は実施しておりません。
華頂女子高等学校
華頂女子高等学校の概要と特色
華頂女子高等学校は、京都市東山区にある私立の女子高校です。1911年（明治44年）に知恩院山内の華頂宮旧邸跡に設立された華頂女学院を前身とする、長い歴史を持つ学校です。
教育理念と特色
校訓は「和顔愛語（わげんあいご）」。「和やかで穏やかな顔立ち・態度」と「おもいやりのある優しいことば・行動」を意味し、浄土宗宗祖法然上人の教えに基づいた宗教情操教育を教育の柱としています。仏教の授業や音楽法要・講話を通じて、生命の尊さや感謝の心、「共生（ともいき）」の精神を育んでいます。
学習と進路
教育目標は「多様性と適応力に優れた社会人の育成」。少人数クラス編成による手厚い教育環境に加え、実社会で役立つ力を身につけるための「総合華頂探究」を全学年で実施しています。
2年生からは、生徒の進路希望に合わせて、教育・保育系、教養系、メディア・情報系、理系の4つの履修モデルコースを選択可能です。また、同一法人校である佛教大学、京都華頂大学、華頂短期大学との高大連携による継続的な学びを提供しており、大学進学後の学習準備や単位充当にも役立てています。
立地と環境
知恩院の古門をくぐった場所に校舎が位置しており、歴史的建造物に囲まれた厳かなキャンパスが魅力の一つです。京阪や地下鉄、市バスの駅から近く、アクセスが良い立地です。先生と生徒の距離が近く、アットホームな雰囲気で、一人ひとりが充実した高校生活を送っています。
東山中学高等学校
1868年の創立以来、150年以上の歴史を刻む東山中学高等学校。
本校の生徒は異性の目を気にする必要のない男子校という環境のもと男子のペースで日々の生活を過ごしています。生徒一人一人に居場所があり、のびのびと成長できるのも本校の魅力の一つです。勉強も部活動も全力で取り組み、思い思いの学校生活を満喫しています。
中学では中高一貫の強みを活かし最難関国公立大学への進学を目指す「ユリーカコース」、難関国公立大学や難関私立大学への進学を目指す「エースコース」の二つのコースを設置しています。
高校では医歯薬系などの最難関国公立大学への進学を目指す「パスカルコース」、関関同立など有名私立大学への進学と部活動との両立を目指す「クレセントコース」、文武両道を極めた真のトップアスリートを目指す「トップアスリートコース」を設置しています。
近年は京都大学をはじめとする国公立大学や医学部医学科への進学実績も安定して輩出し、生徒の夢実現の一歩を踏み出しています。中学の部活動では世界大会出場実績のあるロボット研究会、高校の部活動では全国トップレベルのバスケットボール部やバレーボール部を筆頭に中高ともに輝かしい結果を残しています。