加盟校について
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京都文教大学は、1996年の開学以来、「地域に開かれた大学」として歩みを重ねてきました。京都・宇治の地にキャンパスを構え、「ともいき」の精神の元、地域に根ざした教育と研究を展開するとともに、社会貢献活動にも力を注いでいます。人と人、人と社会、人と自然が共に生きる「ともいき」社会の実現を目指し、教育・研究・地域貢献に取り組んでいます。
現在は、〈ソーシャルマネジメント〉の観点から社会の諸課題に向き合う「総合社会学部」、〈ヒューマンケア〉の視点から人間一人ひとりの苦悩と向き合う「臨床心理学部」、そして〈臨床的なこども教育〉の視点から子どもを深く理解し、支援できる力を育む「こども教育学部」の3学部4学科13コースを設置。〈こころ〉〈社会〉〈教育〉の各分野から、自他共に幸せを感じられる共生社会の実現に向け、新たな価値の創造をめざしています。
さまざまな人と出会い、多様な学びと出会い、成長した自分と出会える場所——京都文教大学。心から「出会えてよかった」と思える大学であり続けたいと考えています。
京都文教短期大学は、1960年の開学以来、地域に根ざした実践的な学びを重視する短期大学として、学生一人ひとりの可能性を広げる教育に力を注いできました。仏教精神に基づく人間育成を建学の精神の基本として京都・宇治の地にキャンパスを構え、地域社会と深く結びついた学びの場を提供しています。
「ライフデザイン総合学科」は、4つのユニットから将来を描く「ライフデザインコース」と、「食」で命を支える幅広い分野で活躍できる栄養士を目指す「栄養士コース」の2コースに分かれており、暮らしと社会を豊かにする力を養成しています。学生の興味や目標に応じた柔軟な学びのスタイルが特長です。
「幼児教育学科」では、保育士・幼稚園教諭を目指す学生が、現場で成長し続けるために必要な〈表現力・デザイン力・子育て支援力〉の三つの力を養う実践力育成プログラムを通して、質の高い実践力を備えた保育者の育成をめざしています。
少人数でのきめ細かな指導と温かな学びの環境の中で、学生は社会に踏み出すための力を着実に育んでいます。ひとり一人が輝き魅力ある人材を育成すること——それが京都文教短期大学の使命です。
京都文教中学校・高等学校は、120年以上にわたる歴史の中で、一貫して仏教精神を建学の精神とし、「心の教育」を大切にしてきた学校です。
本校の校訓「三宝帰依(さんぼうきえ)」は、「謙虚にして真理探究(帰依仏)、誠実にして精進努力(帰依法)、親切にして相互協同(帰依僧)」と訳されます。ここには、すべてのものの命を大切にする「やさしい人になってほしい」という大きな願いが込められています。私たちはこの校訓のもと、常に自己を内省し、他者を思いやる心を育み、すべての人が「明るく・正しく・仲よく生きる」社会を築く力を育てます。
中学校は、将来の夢や希望に向かう出発点。高等学校は、その後の人生の方向を決める大切な時間です。私たち教職員は、生徒一人ひとりの可能性を信じ、全力で応援します。そして、卒業を迎えるとき、「京都文教で学んで本当によかった」と心から思ってもらえる学校であり続けます。
「顔の見える関係」の中で人格の土台を築く6年間
本校は1学年1クラス、全6クラスの小規模校です。全教職員が全児童を知るという家庭的な環境の中で、全教職員が子ども達一人一人の育ちを見守ります。私学ならではの学習環境と、きめ細やかな教育体制で子ども達の【人間力】を鍛えます。
小学校の6年間は、人格の基礎を形成する大切な時期です。感受性豊かなこの時期に、心を育てる教育が欠かせません。それが「生きる力」の根底となるからです。本校では【月影教育】と称して、挨拶・返事・掃除など「人としての基本の行い」を日々実践する中で、感謝の心、謙虚な心、利他の心、そして、人権意識を育みます。
毎日の教室では挨拶の際に「合掌をして同称十念」をお称えしています。この合掌の姿は、そのものが人としての美しい姿であり、自分と他者との心のふれ合いを表しています。また、私たちの命を支える全てのおかげに対する感謝の姿でもあり、「私たちが今、与えられた命を生かされている」ことを感じ得る姿なのです。日々の学校生活の中で「手を合わせる心の静寂」を大切にしています。