東山中学校
共に生きる。この言葉は東山中学校・高等学校の記念碑に刻まれている金澤翔子さんの標語です。「共に生きる」の考え方は「ともいき社会」の実現に大切な心得となります。平安時代末期、争いが絶えず人々は混乱に陥っていました。そこで、人々を救おうと法然上人は幼くして修行に励み、誰もが救われる社会の実現に努めました。法然上人の厚意や階級関係なく縁を結ぶ、序列に囚われない強い心、理論だけでなく実践を大切にする生き方は人々の模範です。現在の世界は戦争や紛争、貧困、ジェンダーなどの問題を抱えています。この問題解決の全てに共通することは他人への思いやりです。「ともいき社会」の実現には世界情勢を理解し、世界の人々と心の中で繋がり、寄付をして貧困支援を実際に行うことが大切だと考えます。「ともいき社会」は一人では実現できないため、全員で一体となります。その時点で「ともいき社会」は実現できているのではないでしょうか。
2年B組 12番 佐々木 辰知